陰にこもる
いんにこもる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to stay bottled up inside oneself
文例 · 用例
なにも陰にこもるわけじゃねえが、そもそもこのあな(事件)はあっしのところへころがり込んできたんだ、といったようなわけだからね、てがらのおすそ分けに、さいわい両国までは遠くねえし、屋形船かなんかを浮かべて、ぱいいち涼み酒とはどんなものかね。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
と抜刀をさげた一同が、きょろきょろあたりを見まわしていると、近くにあたって、「うふ、ふふふ……」 と陰にこもる含みわらい。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
「東京温泉」を、初めに出すために、陰にこもるのではないかといふ山野の説、或ひは然らん。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
「最近、元気ないね?」「うーん、ちょっと色々あってさ、一人で陰にこもってたんだ。」
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「もっと話したら? いつまでも陰にこもってちゃダメだよ!」
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彼は、大事な相談があると、つい陰にこもってしまう癖がある。
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試験に落ちてから、彼女はすっかり陰にこもり、誰とも話さなくなった。
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標準
to have a melancholic appearance, atmosphere (of a person, object, place)
作例 · 標準
その古い洋館は、夕暮れ時になると、なんとも陰にこもる雰囲気を帯びる。
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彼の絵には、いつもどこか陰にこもるような、物悲しい色彩が使われている。
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訃報を聞いた彼の顔には、隠しきれない陰にこもる表情が浮かんでいた。
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静かな雨音を聞きながら、部屋全体が陰にこもるような気分になった。
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