甲地
こうち
名詞
標準
文例 · 用例
そこで甲地から乙地に通信をしようと思うときには先ず甲で松明を上げる。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
甲地でも乙の松明の上がると同時に底の栓を抜く。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
またある甲地方の古い昔の言語が今でも存し、あるいは今はその地に消滅していて、その隣国民乙の間に現存しているという場合においても、それだけでその語が甲から乙に移入されたものだと推定する事はできなくなる。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
焼夷弾が十トン毒瓦斯弾が四トン、破甲地雷弾が三トンぐらい、他に照明弾、細菌弾などが若干ございますものと推測いたします」「十七トンの爆弾投下か。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
第二図 青森県甲地村蓼内出土の鬲状土器 次に紹介すべきは写真第二図の鬲状の土器である。
— 喜田貞吉 『奥羽北部の石器時代文化における古代シナ文化の影響について』 青空文庫
高さ五寸六分、横の径五寸五分、発見地は青森県上北郡甲地村〔東北町〕字蓼内の黒志多という所で、小川原湖の沿岸、表面下四尺ばかりの処から、他の津軽式土器、石鏃、石錐などとともに発掘されたものである。
— 喜田貞吉 『奥羽北部の石器時代文化における古代シナ文化の影響について』 青空文庫