守り刀
まもりがたな
名詞
標準
sword for self-defense
文例 · 用例
守り刀ようの姫君の物、若い母親への多くの贈り物等が乳母に託されたのであった。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
守り刀、天児などを持って少将は車に乗った。
— 薄雲 『源氏物語』 青空文庫
「これは、お前のお母様が家へ来るときに持って来た守り刀なのだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
「これは、お前のお母様が家へ来るときに持つて来た守り刀なのだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
七瀬の手は、いつの間にか、守り刀の袋へかかっていた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
彼女は、血まみれの守り刀を、投げ捨てたかったけれど、指が、柄に食いついてしまってはなれない。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
こっちの方の二品は、こりゃ錦の袋入りの守り刀と来ている、もう一つはズッシリとしたこの重味、この二つとも、殿様からの御拝領なんだろう、まだ結び目も解かず、封も切らずにあるやつが、手つかずこっちへ授かったというのも返す返す有難え話だ。
— 道庵と鰡八の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
その上に刀の小柄を突き刺して、それに錦の袋に入れた守り刀様のものがぶらさげてありました。
— 道庵と鰡八の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
嫁入り道具の一つとして、代々伝わる白鞘の守り刀が大切に保管されている。
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赤ん坊の枕元に守り刀を置き、悪霊や災いから身を守るという古くからの風習がある。
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博物館のガラスケースには、美しく研ぎ澄まされた江戸時代の守り刀が並んでいた。
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