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驚き呆れる

おどろきあきれる
動詞
1
標準
文例 · 用例
加奈子は驚き呆れるお民を叱るようになだめて、京子を床に入れた。
――二つの連作―― 青空文庫
」真斎は驚き呆れるよりも、瞬間変転した相手の口吻に、嘲弄されたような憤りを現わした。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
ありがとうございます」 かれは丁寧に挨拶して、どこへか消えてしまったので、人びとはただ驚き呆れるばかりであった。
異聞総録・其他 中国怪奇小説集 青空文庫
と申すは国ざかひの湖で、大ぜいの漁夫たちが泥に吸はれた大船をひきなづんで居つた所に、怪しげな山男がどこからか現れて、その船の帆柱をむずとつかんだと見てあれば、苦もなく岸へひきよせて、一同の驚き呆れるひまに、早くも姿をかくしたと云ふ噂ぢや。
芥川龍之介 きりしとほろ上人伝 青空文庫
というわけですから、氏があなたのような――おそらくはいろいろと立派な美點も具えておられることでもあろうが、しかしまじめな競爭相手として受取るには何せあまりにもお年のいっていないかたが、競爭相手と名乘って出られるのを見て、驚き呆れるのはさらさら無理のないことだろうじゃありませんか。
ドストエーフスキイ 永遠の夫 青空文庫
後ろから不意に目かくしをして、当人の相当に驚き呆れるのを見すました上で、当ててごらんとかなんとかいったり、いわなかったりして後、パーッと蓋をあけて納まりをつける新しくもない悪戯。
鈴慕の巻 大菩薩峠 青空文庫
(ヘレネと合唱の群とは、兼て工夫せられたる、立派なる排列をなし、驚き呆れる様にて立ちゐる。
FAUST. EINE TRAGODIE ファウスト 青空文庫
後に殘つた平次とガラツ八は、これも驚き呆れるお糸に暇を告げて、斯う附け加へるのでした。
買つた遺書 錢形平次捕物控 青空文庫