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一目散に

いちもくさんに
副詞
1
標準
at full speed
文例 · 用例
ふぶき萩原朔太郎くち惜しきふるまひをしたる朝あららんらんと降りしきる雪を冒して一目散にひたばしるこのとき雨もそひきたりすべてはくやしきそら涙あの顏にちらりと落ちたそら涙けんめいになりて走れよひたばしるきちがひの涙にぬれてあららんらんと吹きつけるなんのふぶきぞ青き雨ぞや
萩原朔太郎 ふぶき 青空文庫
それから元気よく口笛を吹きながらパン屋へ寄ってパンの塊を一つと角砂糖を一袋買ひますと一目散に走りだしました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
新世界交響楽はいよいよはっきり地平線のはてから湧きそのまっ黒な野原のなかを一人のインデアンが白い鳥の羽根を頭につけたくさんの石を腕と胸にかざり小さな弓に矢を番へて一目散に汽車を追って来るのでした。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
ジョバンニはもういろいろなことで胸がいっぱいでなんにも云へずに博士の前をはなれて早くお母さんに牛乳を持って行ってお父さんの帰ることを知らせやうと思ふともう一目散に河原を街の方へ走りました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
」 私どもはそこでまるで一目散にその野原の一本みちを走りました。
宮沢賢治 二人の役人 青空文庫
それから一目散に遁げました。
宮沢賢治 二人の役人 青空文庫
殊に一番いいことは、最上等の外国犬が、向うから黒い影法師と一緒に、一目散に走って来たことでした。
宮沢賢治 イギリス海岸 青空文庫
ありとあらゆる罪悪の淵の崖の傍をうろうろして落込みはしないかとびくびくしている人間が存外生涯を無事に過ごすことがある一方で、そういう罪悪とおよそ懸けはなれたと思われる清浄|無垢の人間が、自分も他人も誰知らぬ間に駆足で飛んで来てそうした淵の中に一目散に飛込んでしまうこともあるようである。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
一目散に(いちもくさんに) — 幻辞.com