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きれい好き

きれいずき
名詞形容動詞名詞-の形容詞
1
標準
love of cleanliness
文例 · 用例
労れて、四時すぎには小古祖の宿屋で特に木賃で泊めて貰つた、おばあさん一人のきれい好きで、まことによい宿だつた。
山口 行乞記 青空文庫
船長はこの無邪気な、彼の便所を彼の居室よりも、金具などきれいにみがき上げるこのきれい好きな、忠実な青年が「過激派」であろうとは思わなかった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
過敏にきちょうめんできれい好きな葉子はもうたまらなかった。
有島武郎 或る女 青空文庫
」 姐さんはきれい好きだし、すっきりしてるから、酒を飲めば、息に薄荷の香りがするかも知れません。
豊島与志雄 男ぎらい 青空文庫
Kさんの家を知ってるひとの話では、嫁さんはきれい好きなきちんとしたひとで、Kさんがだらしないものだから、いつも小言を言われてるのだそうだった。
豊島与志雄 山吹の花 青空文庫
私の父は、その頃、曽祖父の創業した、工業会社の重役をしており、私の母は、上品なきれい好きの江戸っ子であったから、私の襁褓は常に清潔でさらさらしていたらしい。
久坂葉子 灰色の記憶 青空文庫
「東京人はきれい好きで贅沢だから、好んであゆのはらわたを除き去ったものを食う」ここが問題なのだ。
北大路魯山人 弦斎の鮎 青空文庫
東京人がきれい好きだからわたを抜いて食うというのは大間違いであり、東京人がきれい好きというのは、この場合、余計なことだ。
北大路魯山人 弦斎の鮎 青空文庫