お婆ん
おばん
名詞
標準
old maid
文例 · 用例
〆さんとこか、お祖父やんとこか」「わて狭山のお婆んのとこが好きや」「あッ」 よしんば里子でも、やはり子供は女の傍で寝るのが良いのかと、他吉は暫らく口も利けなかったが、やがて、「――そいでも、お祖父やんとこかて、好きやろ?
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
――なあ、お婆ん、そやろ?
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
おばんというのはここらで「今晩は」という挨拶であることを私も知っていた。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
わたしは炉の前で姉夫婦と東京の話などをしていると、突然に外からおばんの声を聞いたのであった。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
彼は東京から来たという私に対しては、おばん式の土地訛りを聞かせなかった。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
「死んだおばんが、子供の時からあつたと言うてたさかい、余ツぽど古いもんやらうな。
— 上司小剣 『鱧の皮』 青空文庫
「私が六歳ぐらゐの時やつたなア、死んだおばんの先に立つて、あのお多福人形の前まで走つて来ると、堅いものにガチンとどたま(頭の事)打付けて、痛いの痛うなかつたのて。
— 上司小剣 『鱧の皮』 青空文庫
「死んだおばんが、子供の時からあつたと言うてたさかい、餘ツぽど古いもんやらうな。
— 上司小劍 『鱧の皮』 青空文庫
作例 · 標準
お婆んについて知りたいことがあります。
あ、お婆んがありますね。
お婆んというのは何ですか?
これはお婆んの例です。