時雨煮
しぐれに
名詞
標準
seafood, etc. preserve made with mirin, ginger and soy
文例 · 用例
酒のさかなには山家の蕗、それに到来物の蛤の時雨煮ぐらいであるが、そんなものでも簡素で清潔なのしめ膳の上を楽しくした。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
しぐれ、しぐれにぬれてかへつてきた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
講堂は水を打ったようにしずまった、しぐれに打たるる冬草のごとくそこここからなき声が起こった、とそれがやがてこらえきれなくなって一度になきだした。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
春日山の城は蝉しぐれにつつまれて再度出征の気ぶりもないのだ。
— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫
蝉しぐれに包まれた母屋の一室で、快げに昼寝していた小六は、「なに!
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
虫しぐれにつつまれて、いと密やかな裡に、天下一変の大評議は、行われていた。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
祖母が作ってくれた牛肉の時雨煮は、生姜の風味がピリッと利いていてご飯がよく進む。
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お土産にいただいた蛤の時雨煮を肴に、今夜はゆっくりと冷えた日本酒を楽しもうと思う。
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「この時雨煮、甘辛い味がしっかり染みていて、お弁当の隙間に入れるのに重宝するのよね」
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