奪い合う
うばいあう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞頻度ランク #44622 · 青空 84 例
標準
to scramble for
文例 · 用例
親しい友人の間で彼女を奪い合うというようなことがいやだったからでもあったが、本人の彼女の態度がだれのほうをより多く愛しているのか、どうしてもはっきりとしなかったからでもあった。
— 佐左木俊郎 『街頭の偽映鏡』 青空文庫
若し愛が相互的に働く場合には、私達は争って互に互を奪い合う。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
ところが、ここに不審というのは、ふたりともおれが使った、おまえではない、このわしが使い込んだのじゃ、梅五郎の申し立ては偽りでございます、いいえ、豊太の申し立てはうそでござりますと、互いに罪を奪い合うのじゃ。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
いかに主家への忠義だての罪であったにしても、互いに罪を奪い合うのがそもそもの不審でした。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
女の客引が客を奪い合う様子、昔の宿場よろしくの光景なり。
— 宮本百合子 『湯ヶ島の数日』 青空文庫
根という根は互いにまつわりついて、お互いの水気や養分を奪い合うのでした。
— ATTALEA PRINCEPS 『アッタレーア・プリンケプス』 青空文庫
だが大企業や大組織のユーザーが巨大なシステムを組んでいるACOSでは、互換性の維持を最優先しながら、忍び足で機能を拡張していかざるをえなかったものが、目の前の顧客を奪い合う激しい競争が常のオフィスコンピューターでは、むしろ積極的に新しいアイディア、新しい技術を取り込むことが不可欠だった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
「このグループの作業はプロトタイプの完成後に正念場を迎える」と釘をさした浜田は、まず手始めに新一六ビット機と市場を奪い合うことになるだろう各社のマシンに、どのような経路でアプリケーションが供給されているかを分析するよう求めた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
作例 · 標準
例句