幻辞.com

在りし

ありし
連体詞
1
標準
prior
文例 · 用例
カケラ、人間のカケラ、動物の一片、嘗つて在りしものの殘骸のやうなもの、これらすべてのものは、なほも動きつつあるのです。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 巴里の手紙 青空文庫
昨日の大阪の顔は或は古く或は新しくさまざまな粧いを凝らしていたものだが、今日の大阪はすでに在りし日のそうした化粧しない、いわゆる素顔である。
――戦災余話 起ち上る大阪 青空文庫
」 われとわが作品へ、一言の説明、半句の弁解、作家にとっては致命の恥辱、文いたらず、人いたらぬこと、深く責めて、他意なし、人をうらまず独り、われ、厳酷の精進、これわが作家行動十年来の金科玉条、苦しみの底に在りし一夜も、ひそかにわれを慰め、しずかに微笑ませたこと再三ならずございました。
太宰治 創生記 青空文庫
いずれが真珠、いずれが豚、つくづく主客てんとうして、今は、やけくそ、お嫁入り当時の髪飾り、かの白痴にちかき情人の写真しのばせ在りしロケットさえも、バンドの金具のはて迄。
太宰治 創生記 青空文庫
「奥州津軽の外ヶ浜に在りし頃、所の役人より丹後の人は居ずやと頻りに吟味せし事あり。
太宰治 津軽 青空文庫
其の道衍と識るに及びたるは、道衍が嵩山寺に在りし時にあり。
幸田露伴 運命 青空文庫
殿に在りしもの凡そ五六十人、痛哭して地に倒れ、倶に矢って随いまつらんともうす。
幸田露伴 運命 青空文庫
猶源頼朝の蛭が島に在りしや、僅に伊豆一国の主たらんことを願ひしも、大江広元を得るに及びて始めて天下を攘みしが如き也、正統記大鏡等、蓋し其跡に就いて而して之を拡張せる也、故に採らず」と云つてゐる。
幸田露伴 平将門 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日在りしについて考えている。
在りしという言葉は日本語で重要だ。
彼は在りしの意味を理解している。
この文には在りしが含まれている。
2
標準
when one was alive
作例 · 標準
私は毎日在りしについて考えている。
在りしという言葉は日本語で重要だ。
彼は在りしの意味を理解している。
この文には在りしが含まれている。