書机
しょづくえ
名詞
標準
文例 · 用例
また紋付きの羽織で、書机に向かって鉢巻きをしている絵の上に「アーウルサイ、モー落第してもかまん、遊ぶ遊ぶ」とかいたものもある。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
三方は書物を立て並べられ、書机は普通の窓に向って置かれ、そこから庭園は見渡されるのであった。
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
やがて彼は上衣のポケットから紙入れを取り出して、例の紙をそのなかへ丁寧にしまいこみ、それを書机のなかに入れて、錠をかけた。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
僕は、彼の近くにある大きな書机にとくに注意を向けた。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
広い読書机が二つほどすこし右手によって置かれ、左手には沢山の小引出を持ったカード函が重っていた。
— 海野十三 『階段』 青空文庫
螺旋階段を四宮理学士と二階へのぼると、ここもおなじような本棚ばかりの四壁と、読書机とがあり、入口はない代りに、天井が馬鹿に高くつまり二階の天井は元来ないので、三階の天井が二階の天井ともなり、随って三階はバルコニーのようにこの室の上に半分乗り出していて、それへ螺旋階段が続いていた。
— 海野十三 『階段』 青空文庫
僕はそのまま螺旋階段を二階へ上って行くと、其所にはいつものように四宮理学士の坐る読書机の上に、なんだか厚い原書が開かれてあり、当の四宮理学士の姿は見えなかったが、僕が三階への階段へ一歩足をかけたとき、階段の直ぐ背後に御当人がうずくまった儘、何か探しものでもしているような姿を認めた。
— 海野十三 『階段』 青空文庫
一階の読書机に凭れて鼻の先にねじれ昇る階段を見上げていた。
— 海野十三 『階段』 青空文庫