連れ帰る
つれかえる
動詞-五段-ラ行
標準
to bring (someone) back home
文例 · 用例
叔父さんを無事に連れ帰るのは誰でもいいが、このままにしておいては奸佞邪智の秋山男爵だ、この上如何なる悪計を持って我らを苦しめ、かつ鳩のような月子さんを翫ぶか知れない。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
病床でもがき、おそらくいつ助けを連れ帰るかと時を数えているだろう。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
徳利を更へる時分には自分はこの男を今夜わが家に連れ帰る事に決心してしまつた。
— 村山槐多 『殺人行者』 青空文庫
「わたしの児は果たして生き返ったぞ」 瓦を壊して、棺をかつぎ出して、わが家へ連れ帰ると、その児は湯をくれ、粥をくれと言った。
— 続夷堅志・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
殊にそれが御城内を騒がしたのですから、恐縮して連れ帰ることになりました。
— 川越次郎兵衛 『半七捕物帳』 青空文庫
あなたは都を出発する時三人を連れ帰るようにとの命令を受けられたに相違ない。
— 倉田百三 『俊寛』 青空文庫
答 当惑々々、暫し思案の結果そうですね、荊妻の前があるから宅へ連れ帰る訳には行かず、それだからとて小林方へ戻す訳にも行かずと申立てゝある筈です。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
同年七月にペルー人ペロレーなる者が、清国|澳門において同国人二百三十人を買入れて奴隷とし、これを自己の所有船マリヤ・ルーヅ号に載せて本国に連れ帰る途中、横浜に寄港した。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫