受け方
うけかた
名詞
標準
文例 · 用例
まず不完全ながら善、美、壮、の解釈はこうと致して、この三者に対する我の受け方を叙述するのがこの方面の文学の目的であります。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
ところが我の受け方は千差万別に錯雑して参りますが、総括すると快不快の二字に帰着致します、好悪の二字に落ちて参ります。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
あやふやな受け方をした。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
個人個人によって、受け方が大変違う、一つの体への+と−の関係が本人にもよくわからなくて。
— 一九四二年(昭和十七年) 『獄中への手紙』 青空文庫
先によんだ時とは受け方がまるで違う。
— 一九一七年(大正六年) 『日記』 青空文庫
だから、単純な演劇は、受け方が動物であることがあり、又、巫女の様な姿を取る様にもなる。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
尤、わが国信仰の最古形において、受け方が沈黙――しゞま――を固守する時代はあつたのである。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
此が受け方のすることである所から、誓約の形式として、掛け方を祝福するを要件としてゐるので「ほぐ」「ほかふ」は祝言を述べる事になるのだ。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫