七分三分
しちぶさんぶ
名詞
標準
seven to three (chances)
文例 · 用例
七分三分、あるいは六分四分に米麦を混合して常食としている農民は、平常から栄養摂取を十分にやっているわけだが、一年中食うだけの麦を持っている者も、組合から配給される平麦を買って、持っている麦があまるならそれは玄麦で売れというのである。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
慶造は眉を濡らす雫を払って、さし翳した笠を投出すと斉しく、七分三分に裳をぐい。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
取着きに、肱を支いて、怪しく正面に眼の光る、悟った顔の達磨様と、女の顔とを、七分三分に狙いながら、(この辺に宗山ッて按摩は居るかい。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
昨夜の酒手が利いたらしくキビキビと立働らいて、間もなく帆を十分に引上げると、港中の注視の的になりながら、これ見よがしに港口を出るや否や、マトモ一パイに孕んだ帆を七分三分に引下げた。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
」小原は傍に手を突いて覗いているお庄と叔母との顔を七分三分に見比べながら言い立てた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
身体を七分三分にヒネツタ頗ぶる「卓抜非凡」の御容子です。
— 伊藤野枝 『寄贈書籍』 青空文庫
玄海灘と釜山の港内を七分三分に見下ろした巌角の上の一軒家と来ているんだからね。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
オテル・ド・※ロンの鉄門を押して入ると、石を敷き詰めた広い中庭が高い鉄柵で七分三分に劃られ、柵を透して見える古い層楼の正面の石廊へ夕日の斜めに射した光景が物寂びて居た。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
作例 · 標準
この競争では、我々が有利で、七分三分だと言える。
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試合の結果は、経験豊富な相手に対して七分三分だった。
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宝くじの当選確率は、七分三分くらいだろう。
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