肥土
こえつち
名詞
標準
rich soil
文例 · 用例
それはちょうど現に雨や太陽の熱によって肥土から虫が生まれるように生まれたものであると説く。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
肥土のところへできたやつは、絞ればしゃあしゃあ水のように出ますが、水飴のように濃く固まってぽたりと落ちます。
— 村井政善 『蕎麦の味と食い方問題』 青空文庫
下野国足利郡吾妻村大字小羽田は、関東にても有名の肥土でありましたが、只今は鉱毒被害の為め、何も生えませぬ。
— 木下尚江 『政治の破産者・田中正造』 青空文庫
在来種の上に、ぐあひよく外来の肥土を培ふのが、昔の日本人の精神文明輸入の方針であつた。
— 魂と姿との関係 『小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)』 青空文庫
常陸|真壁郡|谷貝村大字上谷貝字|飽土は飽満の意を取り、さらに秩父の荒川に沿う秩父郡大田村大字小柱字|肥土に至ってはまったく発音と離れてしまった。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
作例 · 標準
この辺りの土地は肥土なので、どんな野菜を植えても立派に育つ。
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良質な堆肥を混ぜ込むことで、痩せた土地を時間をかけて肥土へと変えた。
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黒々とした肥土を手に取ると、大地の力強い生命力を感じる。
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