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土饅頭

どまんじゅう
名詞
1
標準
burial mound
文例 · 用例
とある杉垣の内を覗けば立ち並ぶ墓碑|苔黒き中にまだ生々しき土饅頭一つ、その前にぬかずきて合掌せるは二十前後の女三人と稚き女の子一人、いずれも身なり賤しからぬに白粉気なき耳の根色白し。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
囲炉裏に榾をさしくべ、岩魚の串刺にしたやつを炙りながら、山林吏が、さっき捨てた土饅頭は何だね、と案内の猟師に訊ねる、旦那、ありゃ飛騨の御大名の墳で、と右の一伍一什をうろ覚えのままに話す、役人は、そんな由緒のあるものと知ったら、何とか方法もあったものをと口惜しそうな顔をした。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
下谷のある町の金貸しの婆さんの二階に間借りして、うら若い妻と七輪で飯を焚いて暮している光景のすぐあとには、幼い児と並んで生々しい土饅頭の前にぬかずく淋しい後姿を見出す。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
三日目に、彼は、津浦線ガードの東北の畑地で、新しく盛られた土饅頭の下から、埋められた惨殺体を発見した。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
新らしい鍬のあとが明らかな土饅頭は、何となくあやしげだった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
遺骸を郊外山腹にある先祖代々の墓地に葬った後、なまなましい土饅頭の前に仮の祭壇をしつらえ神官が簡単なのりとをあげた。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
火元は無論その蒲鉾小舎で、二軒とも引き崩して積み重ねて焼いたらしい灰の下から、半焼けの女房の絞殺屍体と、その下の土饅頭みたようなものの中から、半分骸骨になったチョンガレの屍体があらわれた。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
お爺さんはこの間亡くなったばかりで、寺の墓地になった小松の下の土饅頭には、まだ鍬目が崩れずに立っていた。
田中貢太郎 地獄の使 青空文庫
作例 · 標準
パーティー会場のど真ん中に、大きなバルーンが飾られていた。
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事件のど真ん中にいた彼は、冷静に状況を分析していた。
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メインイベントは、この祭りのど真ん中で行われる予定だ。
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