幻辞.com

汚らしい

きたならしい
形容詞
1
標準
dirty-looking
文例 · 用例
科学者は落着いて自然を見もしないで長たらしい数式を並べ、画家はろくに自然を見もしないで徒に汚らしい絵具を塗り、思想家は周囲の人間すらよくも見ないで独りぎめのイデオロギーを展開し、そうして大衆は自分の皮膚の色も見ないでこれに雷同し、そうして横文字のお題目を唱えている。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
桂はうまそうに食い初めたが、僕は何となく汚らしい気がして食う気にならなかったのをむりに食い初めていると、思わず涙が逆上げてきた。
国木田独歩 非凡なる凡人 青空文庫
碗の塗も嬰兒が嘗め剥がしたか、と汚らしいが、さすがに味噌汁の香が、芬とすき腹をそゝつて香ふ。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
浦上は手足ののんびりした、華車造りの青年であったが、口元に締りがなく、笑うと上の歯齦が剥き出しになり、汚らしい感じで、何となく虫が好かず、親切すぎるのも煩かった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
こんな所へ来て、こっそり髪をつくってもらうなんて、すごく汚らしい一羽の雌鶏みたいな気さえして来て、つくづくいまは後悔した。
太宰治 女生徒 青空文庫
その汚らしい女の子の後姿が、彼に、彼の最初の妖しい経験を思い出させるのであった。
中島敦 プウルの傍で 青空文庫
ぞろぞろと汚らしい男女の童どもが出て並んだ家の戸口には、軒ごとに紙製の日の丸の旗が掲げられてあったが、それも紅が流れにじんでもうピラピラになっている。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
上げ汐と見え、河岸に泊っている汚らしい船々の腹に塵芥がひたひたと寄せている。
中島敦 狼疾記 青空文庫
作例 · 標準
彼の作業着は油まみれで、とても汚らしかった
幻辭AI · gemini-2.5-flash
長年放置された空き家は、汚らしい外観で誰も近づかなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「うわ、あの公園、ゴミだらけで汚らしいね。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の身なりはいつも汚らしく、清潔感がなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
汚らしい(きたならしい) — 幻辞.com