赤花
あかばな異読 アカバナ
名詞
標準
willowherb (Epilobium pyrricholophum)
文例 · 用例
もしそれが五月であるならばこの辺は谷といわず、岨といわず、見渡す限り、色さまざまに咲き誇る各種のつつじが、大群落をなしているのであるが、今は花がなく、ただ遅れ咲きに咲いている赤花の山つつじが、点々見出されるだけである。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
山に在るものは一重の赤花を開きこれをヤマツバキともヤブツバキとも称する。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
黄色花、紫花、赤花、一々草花の名称は略す。
— 平野長蔵 『尾瀬沼の四季』 青空文庫
この赤花品をつくっておくと往々にしてその白花品が同圃中で赤花の母品に交って生ずるが、これすなわちシロバナササゲ(Phaseolus coccineus L. var. albus Bailey)であって、単にその花が白いばかりでなくその豆もまた白い。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
仏桑華は、沖縄ではアカバナと称されていて、その花の形よりは、その色からアカバナと名づけられたもののようで、原色的な赤い色の花だからであろう。
— 山之口貘 『梯梧の花』 青空文庫
その他には、白や黄のもなるとのことであるが、ぼくの知っている限りの沖縄のアカバナでは、ついぞ白いのを見たことがなかった。
— 山之口貘 『梯梧の花』 青空文庫
だが黄色をおびたのや、桃色のアカバナのあったことは知っているのである。
— 山之口貘 『梯梧の花』 青空文庫
ぼくの家には、仏桑華がつきものみたいになっていて、例の唐辛事件のあった上之倉の家から、西本町の家に引越して来たときにも、狭い庭にアカバナの咲いていたことを覚えているし、泉崎の家に移ってからは、どうやら庭らしい庭も出来て、更に三種類のアカバナが咲いていたことを覚えているのである。
— 山之口貘 『梯梧の花』 青空文庫
作例 · 標準
湿り気のある野原を歩いていると、可愛らしい赤花の群生を見つけた。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
秋になると、茎まで赤く染まった赤花が水辺で静かに咲いている。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
図鑑を片手に散策し、道端に咲いているのが赤花だと分かった。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
標準
safflower red
作例 · 標準
この伝統的な染物には、赤花から抽出した貴重な染料が使われている。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
職人が赤花で染め上げた絹の布は、目が覚めるような美しさだった。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
口紅の原料として、昔の人は赤花の赤い色素を珍重していたそうだ。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
標準
kimono color combination (crimson outside, bluish purple inside)
作例 · 標準
彼女は春の茶会に、表が紅で裏が紫の赤花の着物を着て現れた。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
平安時代の貴族が好んだとされる赤花の色目について、本で調べた。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
衣装箱から出てきた古い着物は、美しい赤花の重ね色目だった。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview