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買い取り

かいとり
名詞
1
標準
文例 · 用例
今月|一ぱいで店を畳んで、はあ、ツール在の土となるまでの巣を見つけて買い取りましたよ。
岡本かの子 巴里の秋 青空文庫
最近、ある化学的薬品を使えば、酢、醤油、ソース、いや酒までつくれるという簡単な醸造法の特許権を、安く買い取りました。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
「昔……昔、浦島は、小児の捉えし亀を見て、あわれと思い買い取りて、……」と、誦むともなく口にしたのは、別荘のあたりの夕間暮れに、村の小児等の唱うのを聞き覚えが、折から心に移ったのである。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
もともとのオリジナルを開発した企業から他の半導体メーカーが設計のノウハウを買い取り、まったく同じ仕様のものを生産するのである。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
のちにPETを出すことになるコモドール社から、現金と同社の株と地位を条件にアップルの新しいマシンを買い取りたいという条件が示された際は、ジョブズもウォズニアックも一時この話に傾いた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
矢野はいきなり家具屋へはいってテーブル机、椅子、本箱、相当にりっぱなものを買い取り、さっそく自分の下宿へ届けるように命じた。
伊藤左千夫 廃める 青空文庫
私と同じで、買い取りの医院だ。
THE STOCK-BROKER'S CLERK 株式仲買人 青空文庫
この地上にもし、まだ誰も知らず一人も踏まぬ国ありとすれば、その所在を、ご貴殿にはお買い取りになりたき意志なきや。
遊魂境 人外魔境 青空文庫