かと思えば
かとおもえば
表現
標準
no sooner than
文例 · 用例
雨と晴れとの中にありて雲と共に東へ/\と行くなれば、ふるかと思えば晴れ晴るゝかと思えばまた大粒の雨|玻璃窓を斜に打つ変幻極まりなき面白さに思わず窓縁をたたいて妙と呼ぶ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
実際専門家から見ればいいものなのだが、一向社会に行われない結構な発明があるかと思えば、ちょっとした思付きのもので、非常に当ることもある。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
そして、そのような矛盾のままで性格が固定し切っているかと思えば、そうでない。
— ――歪んだポーズ 『時代色』 青空文庫
「(前略)昔はだいぶ評判の事であったが、このごろは全くその沙汰がない、根拠の無き話かと思えば、「土佐今昔物語」という書に、沼澄(鹿持雅澄翁)の名をもって左のとおりしるされている。
— 寺田寅彦 『怪異考』 青空文庫
これ、これが、私の最も関心を有し、かつ久しく待ち望んでいたところのものでございまして、もうこれからは私も誰はばかるところなく、男性の権利を女性に対して主張する事が出来るのかと思えば、まことに夜の明けたる如き心地が致しまして、おのずから微笑のわき出るのを禁じ得ないのでございます。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
何の意味も無く、こんな派手ともなんとも形容の出来ない着物を着て、からだを、くにゃくにゃさせて歩いていたのかと思えば、私は顔を覆って呻吟するばかりである。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
すなわち野やら林やら、ただ乱雑に入組んでいて、たちまち林に入るかと思えば、たちまち野に出るというような風である。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
されば路という路、右にめぐり左に転じ、林を貫き、野を横ぎり、真直なること鉄道線路のごときかと思えば、東よりすすみてまた東にかえるような迂回の路もあり、林にかくれ、谷にかくれ、野に現われ、また林にかくれ、野原の路のようによく遠くの別路ゆく人影を見ることは容易でない。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
作例 · 標準
この国の天気は変わりやすい。晴れているかと思えば、すぐに曇ってしまう。
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あの子は、しっかりしているかと思えば、急に甘えん坊になったりする。
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会議では鋭い質問をするかと思えば、休憩時間には和やかに雑談をしていた。
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標準
at the thought of
作例 · 標準
「やった、合格した!」かと思えば、次の瞬間には「でも、これからどうしよう…」と不安になった。
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「まさか、彼が犯人だったなんて!」かと思えば、なんだか納得してしまう自分がいた。
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