仮綴
かりとじ
名詞動詞-サ変
標準
temporary (paper) binding
文例 · 用例
その脇に書棚ありて、多くは淡りしたる色の仮綴の本を並べあり。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
仮綴の表紙を開けると、題に並べて、(大笹村、川裳明神縁起。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
綾小路は椅背に手を掛けたが、すぐに据わらずに、あたりを見廻して、卓の上にゆうべから開けたままになっている、厚い、仮綴の洋書に目を着けた。
— 森鴎外 『かのように』 青空文庫
ベーコンには気の毒なくらい薄っぺらな粗末な仮綴である。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
後には種々の製本が出来たが、最初に現われたのは半紙十枚ぐらいを一冊の仮綴にした活版本で、完結までには十冊以上を続刊したのであった。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
」と言って小形の仮綴じの書物五、六冊を出して見せた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
寺尾は懐から汚ない仮綴の書物を出した。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
保夫は、右手に青鉛筆を持ち、薄い仮綴じのものを読んでいる。
— 宮本百合子 『心の河』 青空文庫
作例 · 標準
会議資料は、まず仮綴にして参加者に配布します。
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この原稿は、完成版の前に仮綴で内容を確認するためだけのものです。
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「ちょっと待って、このページだけ仮綴しておいて!」
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