瓔珞
ようらく
名詞
標準
personal ornament (adorned with gemstones, and usu. worn by the nobility in ancient India or adorning Buddhist statues)
文例 · 用例
) 瓔珞をかざり黄金の太刀をはいた一人の立派な青年が外の疊石の青い苔にすわってゐた。
— 宮澤賢治 『龍と詩人』 青空文庫
出来上がったものは結局「言語の糸で綴られた知識の瓔珞」であるとも云える。
— 寺田寅彦 『言語と道具』 青空文庫
立派な瓔珞をかけ黄金の円光を冠りかすかに笑ってみんなのうしろに立ってゐました。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
楢夫がやはり黄金いろのきものを着、瓔珞も着けてゐたのです。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
端厳微妙のおんかおばせ、雲の袖、霞の袴ちらちらと瓔珞をかけたまいたる、玉なす胸に繊手を添えて、ひたと、おさなごを抱きたまえるが、仰ぐ仰ぐ瞳うごきて、ほほえみたまうと、見たる時、やさしき手のさき肩にかかりて、姉上は念じたまえり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
もう一つの説によると、「玉虫色の小さな馬に乗って、猩々緋のようなものの着物を着て、金の瓔珞をいただいた」女が空中から襲って来て「妖女はその馬の前足をあげて被害の馬の口に当ててあと足を耳からたてがみにかけて踏みつける、つまり馬面にひしと組みつくのである」。
— 寺田寅彦 『怪異考』 青空文庫
お星さまをちりばめたやうな立派な瓔珞をかけてゐました。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
天人の衣はけむりのようにうすくその瓔珞[13]の天盤からかすかな光を受けました。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
標準
moulded decoration hanging from the edges of a Buddhist canopy, gables, etc.
ウィキペディア
瓔珞(ようらく)とは、菩薩や密教の仏の装身具、または仏堂・仏壇の荘厳具のひとつ。 サンスクリットのムクターハーラ(muktāhāra)、ハーラ(hāra)、ケーユーラ(keyūra)などの訳語。
出典: 瓔珞 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0