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靴脱ぎ

くつぬぎ
名詞
1
標準
place where one can remove one's shoes before entering a house
文例 · 用例
東向きの、屋根のない門をはいって突き当たりの玄関の靴脱ぎ石は、横降りの雨にぬれるような状態であったような気がする。
寺田寅彦 夏目漱石先生の追憶 青空文庫
讓は靴脱ぎへあがってそれから上へあがった。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
既に夕飯は客の分もできてゐたのだが、渠はそれを入らないと云つて、義雄と共に靴脱ぎへ降りた。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
その目が飛び出たのかと思はれるほどやせてゐる顏を義雄は見ない振りでつか/\と靴脱ぎをあがつた。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
譲は靴脱ぎへあがつて、それから上へとあがつた。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
店をはずれて、ひょろひょろとした柳で仕切った、その門を見ると、小児が遊んでいたらしく、めんこが四五枚、散に靴脱ぎのたたきの上へ散って、喇叭が一ツ、式台に横飛び。
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
帰りついた玄関の靴脱ぎ石の上には岡の細長い華車な半靴が脱ぎ捨てられていた。
有島武郎 或る女 青空文庫
隙間から覗くと、靴脱ぎの上にあった下駄も取り込んだらしく、板戸もぴったり締って、日当りの悪い庭の、立枯れの鉢植えの菊などが目についた。
徳田秋声 足迹 青空文庫
作例 · 標準
お気に入りの革靴が傷んだので、靴直しに出した。
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