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タナゴ異読 たなご
名詞
1
標準
bitterling (any fish of subfamily Acheilognathinae, esp. species Acheilognathus melanogaster)
文例 · 用例
冬の夜釣りがそもそも時はずれ、ましてやタナゴ釣りは陽のあるうちのもの、いか程横紙破りの御好きな御殿様でござりましょうとも、釣れる筈のない時に釣れる道理はござりませぬ」「わははは。
幽霊を買った退屈男 旗本退屈男 第十話 青空文庫
だのに、釣れぬと知りつつ、こんな冬ざれの寒風をおかしながら、わざわざ夜釣りにやって来たのは、タナゴ釣りの豪奢極まりない清興に心惹かれたからでした。
幽霊を買った退屈男 旗本退屈男 第十話 青空文庫
そんな感情と感覚で、私もこの秋はマルタに凝り、沖タナゴに凝り、近くは口細の引かけなどをやらうとしてゐる。
佐藤惣之助 魚美人 青空文庫
タナゴも私はハヤ鉤で細い綸糸で釣るのであるから、波中の赤金をたのしみ、あの段のついたひらひらと引く味を好むのである。
佐藤惣之助 魚美人 青空文庫
これからは川タナゴのしもり釣りもよいが、口細を二三喉一度に引かける細竿の味も亦妙である。
佐藤惣之助 魚美人 青空文庫
何しろ江戸期からの流行のキス、タナゴが衰へて、今年も亦アユ全盛であらう。
佐藤惣之助 釣心魚心 青空文庫
外国流に外洋の大物をやるのもよし、池のタナゴや口細から始めるもよし、とにかく子供と違つて、いつぱしのインテリゲンチヤがやることであつたら、何だ釣りかとぐらゐに片づけずに、本気で研究して貰ひたいことだ。
佐藤惣之助 釣心魚心 青空文庫
メバル、アイナメ、海タナゴなどもよく交るが、カイヅは十月池上のお会式まで釣れる。
佐藤惣之助 夏と魚 青空文庫