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蝙蝠

こうもり異読 かわほり・へんぷく・コウモリ
名詞
1
標準
bat (Chiroptera spp.)
文例 · 用例
衰へや歯に食ひあてし海苔の砂この秋は何で年よる雲に鳥蝙蝠も出でよ浮世の花に鳥秋近き心の寄や四畳半 こうした句の詩情しているものは、実に純粋のリリシズムであり、心の沁々とした咏嘆である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
森の中でつくつくほうしがゆるやかに鳴いて、日陰だから人が蝙蝠傘を阿弥陀にさしてゆる/\あるく。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
革鞄と毛布と蝙蝠傘とを両手一ぱいにかかえて狭き梯子を上って甲板に上がれば既に船は桟橋へ着きていたり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
自分はまだ一度も行った事がないが病後の事であるからと思うて座敷で書見をしている父上に行ってもよう御座いましょかと聞くと行くはよいが傘をさして行けとの事であったから、帽をかぶってわるい方の蝙蝠傘を持って裏門へまで行くと、要太郎はもう網をこしらえて待っていた。
寺田寅彦 鴫つき 青空文庫
蝙蝠が、はたはたと木の虚から飛んで出た。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
たとへばあの、鳥だか獸だかわからぬ蝙蝠のやうなものですね。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
間の岳(赤石山脈)の支峰だと晃平のいう蝙蝠岳は、西の空に聳えて、朝起きの頭へ、ずしりと重石を圧えつける。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
蝙蝠岳から来る瀬が一筋、ここで合う。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
作例 · 標準
夜空をたくさんの蝙蝠が静かに飛び交い、夏の訪れを感じさせた。
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洞窟の奥深くには、冬眠中の蝙蝠が無数にぶら下がっていた。
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蝙蝠は、超音波を使って暗闇の中を自由に飛び回り、獲物を捕らえる。
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2
標準
umbrella
作例 · 標準
急な夕立に遭い、鞄から慌てて蝙蝠を取り出した。
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彼女は雨の日でも気分が明るくなるような、カラフルな蝙蝠を愛用している。
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傘立てには、濡れた蝙蝠が何本も立てかけられていた。
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3
標準
opportunist
作例 · 標準
彼は政治家として蝙蝠のように立ち回り、常に有利な側へ鞍替えしてきた。
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あの企業は、市場の動向に合わせて蝙蝠のように戦略を変えることで生き残ってきた。
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「彼は信用できない。まったくの蝙蝠だ!」と友人が憤慨していた。
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