啜る
すする
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #36272 · 青空 862 例
標準
to slurp
文例 · 用例
「酒を傾けて酵母を啜るに至るべからず。
— 太宰治 『わが愛好する言葉』 青空文庫
そして、この芸によって生きたものを硬い板金の上へ産み出して来る過程の如何に味のあるものか、老人は身振りを増して、滴るものの甘さを啜るとろりとした眼付きをして語った。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
私の身体をお前に遣るから、生爪を剥いで火で焚くとも、逆に釣って干殺すとも、ずたずたに斬って肉を啖うとも、血を絞って啜るとも、お前の手で出来るだけのことをして、どうでもして堪忍せよ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
髯が啜る甘酒に、歌の心は見えないが、白い手にむく柿の皮は、染めたささ蟹の糸である。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
洋服を着て疊に坐り、アパートに住んで味噌汁を啜る僕等の姿は、明治初年の畫家が描いた文明開化の圖と同じく、後世の人人に永くエキゾチツクの奇觀をあたへ、清趣深く珍重されるにちがひないのだ。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
洋服を着て疊に坐り、アパートに住んで味噌汁を啜る僕等の姿は、明治初年の畫家が描いた文明開化の圖と同じく、後世の人人に永くエキゾチツクの奇觀をあたへ、情趣深く珍重されるにちがひないのだ。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
あの年寄りじみた、きつい苦みがないし、晴々しい匂ひがするし、茶といふよりも、若葉の雫を啜るといふ感じである。
— 岡本かの子 『新茶』 青空文庫
次第であるから、朝は朝飯から、ふっふっと吹いて啜るような豆腐の汁も気に入った。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
作例 · 標準
縁側でゆっくりとお茶を啜る、そんな穏やかな老後を過ごしたい。
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雨漏りのするボロ屋で、家族で細々と粥を啜って生活していた頃が懐かしい。
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彼はコーヒーを一口啜ると、満足げにふぅと息を吐いた。
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標準
to sniffle
作例 · 標準
花粉症がひどくて、会議中も鼻を啜るのが止められない。
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プールの水が鼻に入ってしまったらしく、ずっと鼻を啜っている。
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彼は恥ずかしそうに鼻を啜りながら、ありがとうと小さく言った。
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