竜口
りゅうこう
名詞
標準
文例 · 用例
阿部正弘は竜口用邸にゐた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
阿部伊勢守正弘は三四月の交病に罹り、五月以後には時々登城せぬ日があり、閏五月九日より竜口用邸に引き籠り、六月十七日午下刻に瞑した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
『大摩里支菩薩経』に、〈※酥枳竜口より二舌|出づ、身弦線のごとし〉とあるのは、トラクオトなどより転出した物か、アリゾナのモキス人、カシュミルの竜種人など、竜蛇の子孫という民族所々にある、これらも昔は鱗あるといったのだろう。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
神田伯竜口演の「太閤記」七冊つづきを、一日の間に読んで、見料二銭。
— 直木三十五 『死までを語る』 青空文庫