尺玉
しゃくだま
名詞
標準
文例 · 用例
今夜、揚花火の結びとして、二尺玉が上るということになって居て、町の若者達もその直径二尺の揚花火の玉については、よほど前から興奮して話し合っていたのです。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
その二尺玉の花火がもう上る時刻なので、それをどうしてもお母さんに見せると言ってきかないのです。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
私は花火の二尺玉よりもいいものを見たような気がして、満足して眠ってしまいました。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
菊花壇、菊先乱発、二尺玉、三尺玉、大菊花壇、二百発三百発の早打、電光万雷、銀錦変花、菊先錦群蝶、青光残月、等等等。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
今でこそ長野県では二尺玉も珍しくはないが、その当時では八寸玉を限度として、それ以上大きな花火は日本の空で見られなかった。
— 吉川英治 『銀河まつり』 青空文庫
戸狩の尺玉をぶッ放されて、腰を抜かすな」 と、いう意気込み。
— 吉川英治 『銀河まつり』 青空文庫