突き通る
つきとおる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to penetrate
文例 · 用例
船体の動揺の刹那まで、私の足の踝にジャックナイフの突き通るまでは、私にも早朝の爽快さと、溌溂さとがあった。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
すると彌生は、机に凭つてゐる隱岐の離室まで突き通る金切聲で「意久地なし――素つ裸になつて暴れてやりたいや」などと怒鳴つた。
— 牧野信一 『痴日』 青空文庫
彼がかく叫ぶ時一本の槍が舞台を左から右に横切って飛び来る、また一本、また一本、三本目の槍がクレーヴシンの足もとの地に突き通る。
— THE HOUSE OF USNA 『ウスナの家』 青空文庫
樹が乏しい土質へ、遠慮のない強雨がどっと突き通ると、傾斜の多い山路の側面が、すぐ往来へ崩れ出す。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
いよいよ苦しんで突き通るべきいろいろのものにぶつかる。
— 宮本百合子 『日は輝けり』 青空文庫
「X線が人間の体をつきとおるのは、誰でも知っている。
— 海野十三 『宇宙戦隊』 青空文庫
作例 · 標準
長いトンネルの先に、一筋の光が突き通っていた。
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彼の鋭い視線は、私の心の奥底まで突き通るようだった。
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嵐の夜、遠くから雷鳴が突き通るように聞こえてきた。
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