誉大
ほまれだい
名詞
標準
文例 · 用例
国々を転々して、万年公使の綽名がついた頃、名誉大使に進級の形式の下に彼は官吏を辞めさせられた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
火曜の晩に電報を受け、馬主のロス名誉大佐と事件担当のグレゴリ警部の両人から協力を打診されている。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
ところが近頃、ジェイムズ・モリアーティ名誉大佐がその亡き同胞の名声を守らんと手記を公にしたため、図らずも私は手を動かす羽目になり、事実をありのまま世に示さざるを得なくなった次第である。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
余は金博士を今日只今、名誉大統領に推薦することを全世界に宣言する」「大きなことをいうな」「そして金博士に贈るに、ナイアガラ瀑布一帯の……いや、瀑布のように水が入ってくるわい。
— ――金博士シリーズ・10―― 『不沈軍艦の見本』 青空文庫
理源大師に後れること八十余年にして、堀河天皇の寛治四年に増誉大僧正が白河上皇の熊野行幸に先達を奉仕し、其賞として熊野三山検校職に補せられ、本山派の開祖となったので、此時に諸国に散在していた小角の末徒が多く本山派に属したとの事である。
— 木暮理太郎 『山の今昔』 青空文庫