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艶福

えんぷく
名詞
1
標準
success in love
文例 · 用例
やい、それと声を懸けるばかりで、車夫も、馬丁も、引張凧になった艶福家島野氏も、女だから手も着けられない。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
その頃、同じ城内に、悪病の為に鼻の欠け落ちた男がいて、しかもこの男は、かなりの艶福を得たかの如く言い触らし、それが万更法螺でもなく、たしかに二三の艶福があったと、信ぜられる節があったから、随分人気が悪かった。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
が、富は界隈に並ぶ者なく、妻は若くして美くしく、財福艶福が一時に集まったが、半世の奮闘の労れは功成り意満つると共に俄に健康の衰えを来した。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
とにかく今日は艶福の多い日だッた。
正岡子規 青空文庫
とにかく今日は艶福の多い日だつた。
正岡子規 青空文庫
艶福「……自分の如きものにさへ、屡々手紙を寄せて交を求めた婦人が十指に余る。
芥川龍之介 変遷その他 青空文庫
日本の文壇広しと雖も、僕ほど艶福に富んだ作家は或は一人もゐないかも知れない。
芥川龍之介 変遷その他 青空文庫
あのうらなり君が、そんな艶福のある男とは思はなかつた。
夏目金之助 坊っちやん 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4