顕一
けんいち
名詞
標準
文例 · 用例
担任として彼女を指導し、〈著者〉として『綴方教室』を世に出した大木顕一郎と清水幸治は、児童文芸誌『赤い鳥』を主宰した鈴木三重吉に、強い影響を受けていました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
む す右は夫伊兵衛川中に死し有之を見出し、訴出候処、父甚五兵衛兄四郎兵衛両人にて殺候儀致二露顕一、親兄共に解死人として死罪に罷成候、夫殺され親兄死罪に罷成候上は、其身も尼に致させ、鎌倉松ヶ岡東慶寺へ差遣候。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
教理上の或る見解が或る上代の有名な著作に現われているという理由から、そこに日本文化の根本精神があるというようなことがいわれてもいるが、開三顕一が何を意味しようとも、一大乗の語に何の義があろうとも、それが日本の民族生活とその発展とにどれだけのかかわりがあったというのか。
— 津田左右吉 『日本精神について』 青空文庫