癲狂院
てんきょういん
名詞
標準
asylum
文例 · 用例
そうでなければ、人々は口々に饒舌っていても世界は癲狂院かバベルの塔のようなものである。
— 寺田寅彦 『言語と道具』 青空文庫
ダルドルフの癲狂院に入れんとせしに、泣き叫びて聴かず、のちにはかの襁褓一つを身につけて、幾度か出しては見、見ては欷歔す。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
仮令それが癲狂院であっても、私は行かないであろうか?
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
彼は私と同じ都に生れ、同じ様に病弱で、身を持ち崩し、人に嫌われ、悩み、果は、(之だけは違うが)癲狂院で死んで行った。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
そのために伝右衛門は発狂して松沢村の癲狂院に送られてしまった。
— 佐左木俊郎 『殺人迷路』 青空文庫
「――誰か近所の癲狂院から逃げ出した狂躁性の気違いが」「ある点では」と彼が答えた。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
ダルドルフの癲狂院に入れむとせしに、泣き叫びて聽かず、後にはかの襁褓一つを身につけて、幾度か出しては見、見ては欷歔す。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
その時博士の諸友これを発狂の所作として申告した内に癲狂院を司るシムモンス博士あり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
昔、この丘の上に癲狂院があったと祖母が言っていた。
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彼は重い精神病を患い、癲狂院に入院することになった。
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その癲狂院は、人里離れた場所にひっそりと建っていた。
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