メキメキ
メキメキ異読 めきめき
副詞副詞-と
標準
remarkably
文例 · 用例
果してその後の彼はメキメキと昇進した。
— 岡本綺堂 『源之助の一生』 青空文庫
電線の調子の良し悪しや、先方の読み方の上手下手に依っても違ったが、それでもこの予感のおかげで叔父の身代はメキメキと殖えて行った。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
この文句に由ると順番札で売ったのは享和三年が初めらしいが、その後も疱瘡痲疹大流行の時は何度もこの繁昌を繰返し、喜兵衛の商略は見事に当って淡島屋はメキメキ肥り出した。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
ツマリこういう多数の応援隊を作ってフレエフレエと盛んに旗を振らしたのは紅葉の才幹であって、硯友社がメキメキ文壇に勢力を伸して行ったのはこれらの多数の応援隊の社会的潜勢力に負う処が少なくなかったのである。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
これに反して一方妙なイキサツから美妙と睨み合いになった紅葉はメキメキ売出して硯友社の勢力が漸次に文壇を席巻し、何時とはなしに美妙に取って代って人気を蚕食してしまった。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
さらに驚くべき事実は(実は当然の帰結かも知れないが)彼女のお蔭で私の患者がメキメキと激増した事であった。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
――※は三年もしないうちに、メキメキと「肥えて」行った。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
がそのうちメキメキと、悪業を積むに従って、せっかく起こした懺悔心を、消磨させたのはいうまでもない。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
毎日欠かさず練習を続けた結果、彼のピアノの腕前はメキメキと上達した。
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新入社員の彼女は、実務を通じてメキメキと頭角を現し、周囲から一目置かれるようになった。
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栄養たっぷりの土壌で育てた苗が、太陽の光を浴びてメキメキと成長している。
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標準
sound of breaking or creaking
作例 · 標準
強風に煽られた古い大木の枝が、メキメキと音を立てて折れそうになっている。
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古い板張りの床を歩くと、自重を支えきれないかのようにメキメキと不気味な音がした。
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氷河の先端が崩れ落ちる際、山全体に響き渡るようなメキメキという轟音がした。
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