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尊き

とうとき異読 たっとき・たとき
連体詞
1
標準
precious
文例 · 用例
春雨や同車の君がさざめ言筋かひにふとん敷たり宵の春誰が為の低き枕ぞ春の暮春の夜に尊き御所を守る身かな 注意すべきは、これらの句(最後の一句は少し別の情趣であるが)を見ても解る如く、蕪村のエロチック・センチメントが、すべてみな主観の内景する表象であって、現実の恋愛実感でないことである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
折釘に烏帽子かけたり宵の春春の夜に尊き御所を守る身かな春雨や同車の君がさざめ言ほととぎす平安朝を筋かひにさしぬきを足で脱ぐ夜や朧月 引例を見ても解るように、特に春の句においてそれが多いのは、平安朝の優美でエロチックな文化や風俗やが、春宵の悩ましい主観において、特にイメージを強く与えるためなのだろう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
詩人が庭のたき火も今夜をかぎりなれば残り惜しく二人は語り、さて帰るさ、庭の主人に一語の礼なくてあるべからずと、打ち連れて詩人の室に入れば、浮世のほかなる尊き顔の色のわかわかしく、罪なき眠りに入れる詩人が寝顔を二人はしばし見とれぬ。
国木田独歩 青空文庫
尊きみ僧に水を差し上ぐるは容易い御用で御座ります。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
娘 ――尊き世尊よ。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
是れ、げにも尊き祭始の宣言である。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
重太郎は徒爾に眼を瞠り、手を拡げて、其の尊き宝であるべきことを頻に説明|為ようと試みた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
(六十) 母に別れ、棲家を失った今の重太郎に取って、唯一の依頼というのは彼の尊き宝であった。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
作例 · 標準
尊き命の重みを、私たちは忘れてはならない。
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尊き家族の絆を大切にしたい。
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彼は尊き経験を語り始めた。
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2
標準
(the) noble
作例 · 標準
尊き精神を持つ武士の物語を読んだ。
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彼は尊き使命を背負って戦いに挑んだ。
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その国には尊き血統の王族がいた。
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尊き(とうとき) — 幻辞.com