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結婚後

けっこんご
名詞
1
標準
文例 · 用例
結婚後、私にも、そんなに大きい間違いが無く、それから一年経って甲府の家を引きはらって、東京市外の三鷹町に、六畳、四畳半、三畳の家を借り、神妙に小説を書いて、二年後には女の子が生れた。
太宰治 帰去来 青空文庫
お前が、結婚後の私に對するお前が、私に捧げてくれた心と體、その中に籠められた愛の至純さを私はよく知つてゐる。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
皆三と自分との間柄は、たとへ多少の心の触れ合ひがあつたにせよ、恐らくそのくらゐなことは世間の娘の誰もがもつ結婚まへの記憶であり、結婚後にも何の支障もなく残る感情だけのものではあるまいか。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
結婚後も主人は度々東海道へ出向いた中に私も二度ほど連れて行って貰った。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
ご新造さんの姉はこゝの主人と結婚後三年足らずの月日を過した一年ほど前、肺病で歿くなったのでした。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
寧ろかの女の男女的の情熱は結婚後にわたしに向けて累進して来るようである。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
わたしが結婚後かの女に理由を知らせずに外泊したのはこれが始めてだった。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
それで、商売女に結婚後のわたしを穢されたということはかの女の潔癖症がわたしを良人としてこれから肉体上ばかりでなく精神上の伴侶とすることを拒んだ。
岡本かの子 生々流転 青空文庫