怠納
たいのう
名詞
標準
文例 · 用例
而して先天的に不幸の體質を受けて、病魔の手裏に囚はれて居る病人に對しては、其の病人たるの故を以て與ふるところの斟酌といふものは一毫も無く、收税者は其の怠納の場合には鐵の定矩の決して枉ぐべからざるが如くに租税を嚴取するのは抑※何といふ事で有らう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
三千疋を小分というのは、今までの怠納を計算するとかなりの多額になっているからで、一か年の定額は千疋、盆暮に五百疋ずつというのがきまりであったらしい。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫