行い澄ます
おこないすます
動詞
標準
文例 · 用例
岸壁の洞穴に行いすます高名な魔術師も、年老いてアモン・ラーの心を体したといわれる高僧も、王子の問に答えることが出来ない。
— 中島敦 『セトナ皇子(仮題)』 青空文庫
たとえば、出家しようとするとき、女の子がとりすがったのを縁側から蹴おとして家を出たとか、後年、長谷寺へ参籠すると、行いすます尼と出会う、これが昔のわが妻であったとかいう類で、これは幸田露伴氏の『二日物語』にすばらしい筆つきで描かれているが、しかし西行のこととしては、どうにも本当か嘘か判らない。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫