白猫
しろねこ異読 しろネコ
名詞多音語
標準
white cat
文例 · 用例
宅の白猫の顏に少し似てゐるが、あの喇叭のやうな恰好をして、さうして禿頭のやうな色彩を帶びた鼻面はセンシユアルでシユワイニツシである。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
死んだ白猫の母は宅の飼猫で白に雉毛の斑点を多分にもっていたが、ことによると前の白猫と今度の「白」とは父親がおなじであるか、ことによると「白」が「ボーヤ」の子であるかもしれないと思われた。
— 寺田寅彦 『ある探偵事件』 青空文庫
それについて思い当るのは、一と頃ときどき宅へ忍び込んで来る猫の中に一匹のアンゴラ種らしい立派な白猫があった、それが、もしかすると「白」の父親か祖父ではないかと思われるのであった。
— 寺田寅彦 『ある探偵事件』 青空文庫
(三)そうだとすれば宅の白猫DはそのB=C猫の血族か。
— 寺田寅彦 『ある探偵事件』 青空文庫
それは一匹の白猫で、しかも前脚二本を高くあげて、後脚二本は人間のように突っ立っているのを見た時に、女房もはっと息をのみ込んだ。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
先ほどから露路をあちらへ行ったりこりこちらへ来たり、二匹の白猫が盛んに追っかけあいをしていたのであるが、この時ちょうど私の眼の下で、不意に彼らは小さな唸り声をあげて組打ちをはじめたのである。
— 梶井基次郎 『交尾』 青空文庫
この互いに絡み合っている二匹の白猫は私をして肆な男女の痴態を幻想させる。
— 梶井基次郎 『交尾』 青空文庫
さてその部下の一番書記は白猫でした、二番書記は虎猫でした、三番書記は三毛猫でした、四番書記は竃猫でした。
— ……ある小さな官衙に関する幻想…… 『猫の事務所』 青空文庫
作例 · 標準
縁側で昼寝をする白猫の姿に癒やされた。
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近所の白猫は、いつも私の後をついてくる。
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白猫は、昔から幸運を呼ぶと言われている。
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ウィキペディア
白猫(しろねこ)とは、全身の大半が白い毛で覆われている猫の総称である。
出典: 白猫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0