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感悟

かんご
名詞
1
標準
文例 · 用例
そこで政宗も大に感悟して天下を敵に取らぬことにしたというのである。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
徳川期にはなるほどすべてこういう調子の事が行われたのだなと暁って、今更ながら世の清濁の上に思を馳せて感悟した。
幸田露伴 鵞鳥 青空文庫
孔子の道にも感悟感得ということが有り得るのは勿論であるが、それは道を修める途上での事である。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
青年野に出て栗鼠の穴に口当て、わが王は驢耳を持つと囁くを聞いた、その頃の動物は人言を解した故、人に話し、人伝えて王の耳に入り、王|瞋りて彼を殺さんとしたが、仔細を聞いて感悟し、彼を首相に任じた。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
和尚この一喝の下に始めて大いに感悟するところあり、すなわち改めて滴水と号し、爾来斯道に刻意すること久しく、いよいよますます一滴水の深味を体得す。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
尤も最後の瞬間は頓悟でも感悟でもよろしい。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
此際は蓬と蕨とを採るに忙く、日々干し面白く、働くには頗る困難なるも、創世記を読みて古今同く労苦と厄難と人害とは此れ創業の取るべきを感悟して最も満足せり。
関寛 関牧塲創業記事 青空文庫
かかる数回の厄難を重ねたるは、此れ天恵の厚き試験たるを感悟して、老朽に尚勇あらん事を怠らざるなり。
関寛 関牧塲創業記事 青空文庫