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春花秋月

しゅんかしゅうげつ
名詞
1
標準
spring flowers and the autumn moon
文例 · 用例
従来誰も彼も往きて遊び散策し、清浄の空気を吸い、春花秋月を愛賞し得たる神社の趾が、一朝富家の独占に帰するを見て、誰かこれを怡ばん。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
明治時代の都人は寛永寺の焼跡なる上野公園を以て春花秋月四時の風光を賞する勝地となし、或時はここに外国の貴賓を迎えて之を接待し、又折ある毎に勧業博覧会及其他の集会をここに開催した。
永井荷風 上野 青空文庫
裏路地の佗住居も自ら安ずる処あらばまた全く画興詩情なしといふべからず、金殿玉楼も心なくんば春花秋月なほ瓦礫に均しかるべし。
永井荷風 矢はずぐさ 青空文庫
もし、さらに進んでその心地に真怪の別天地を開ききたらば、上は日月星辰より下は山川草木に至るまで、みな不可思議の光明を放ち、春花秋月はもちろん、雨夕風晨なおよく最妙極楽の光景を現し、一望たちまち快哉を叫び、手の舞い足の踏むを知らざるの妙境に達することを得るは、実に不思議中の不思議ではありませぬか。
井上円了 おばけの正体 青空文庫
春花秋月、夏山の葱々たる、冬雪の皚々たる、これをみるものみな、その好風景に感ぜざるはなし。
井上円了 迷信と宗教 青空文庫
作例 · 標準
忙しい毎日だが、たまには春花秋月を愛でる心の余裕を持ちたい。
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春花秋月の美しさを詠んだ和歌は、数多く残されている。
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故郷の春花秋月を思い出し、ふと懐かしさに浸る。
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