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本の間

ほんのあいだ
表現
1
標準
between the pages of a book
文例 · 用例
そういう事情に促進されて、詩文の技倆はどしどし上達し、寺へ訪ねて来る当時有名な詩人達と百句の連句を作るのに線香二三本の間に出来てしまうほど、短い期間の割には熟練を遂げた。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
むっとする黴臭いにおいを嗅ぎ、ぼろぼろの表紙や比較的新しい表紙に陽の当っているのを見下しながら慧鶴は本の間をしばらく歩き廻っていた。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
俗に、隧道の最も長いのも、ゆつくり吸つて敷島一|本の間と聞く。
泉鏡太郎 魔法罎 青空文庫
芝生の端が垂れ下っている崖の上の広壮な邸園の一端にロマネスクの半円|祠堂があって、一本一本の円柱は六月の陽を受けて鮮かに紫|薔薇色の陰をくっきりつけ、その一本一本の間から高い蒼空を透かしていた。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
どっちにしても、旧紙幣だから、反古同然だ」「どうしてまたこんな所へ入れて忘れたんだ」「前の細君が生きてた頃に入れたのだから、忘れる筈だよ、実はあの頃、まだ競馬があったろう」「うん、ズボラ者の君が競馬だけは感心に通ったね」「その金はその頃競馬の資金に、細君に内緒で本の間へかくして置いたんだ。
織田作之助 青空文庫
本の間では、町人から持参金のある養子を貰つたりした。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
」「お前に私が此間借りた本の間にはさんであつた、手紙ぢやないと思つてうつかり読んでしまつたのは悪かつたが――」 母は、さう云ひながら茶箪笥の上に手を延して、部厚な本を彼に渡した。
牧野信一 「悪」の同意語 青空文庫
あいつは私が昨夜本の間へはさんでおいた手紙をそっと盗み見したのだ。
平林初之輔 秘密 青空文庫
作例 · 標準
古い手紙が本の間に挟まっていた。
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栞が落ちないように、本の間にしっかりと挟んでおいた。
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本の間に押し花を見つけた時、少し切ない気持ちになった。
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2
標準
between two books
作例 · 標準
机の上に置かれた本の間に、スマホを立てかけている。
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地震で、本の間から雑誌が滑り落ちてきた。
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大切な写真集は、汚れがつかないように他の本の間に挟んで保管している。
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