ごった混ぜ
ごったまぜ
名詞形容動詞
標準
jumble
文例 · 用例
」 こんな話が、ごったまぜにくり返され、矢野は愉快に、ここにとまった。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
私のはじめての小説が発表されてから、母は、自分の満たされなかったいい意味での好学慾と、わるい傾向としての学問的世間的虚栄心とをごったまぜして、情熱的に私に集注しはじめた。
— 宮本百合子 『母』 青空文庫
その下からは、ごったまぜで、――四分儀、ブリキの小鑵が一箇、煙草が数本、ごく立派なピストルが二対、銀の棒が一本、古いスペインの懐中時計が一箇、それにあまり値打のない大抵は外国製の装身具類が幾つか、真鍮で拵えたコンパスが一つ、それから珍しい西インドの貝殻が五つ六つあった。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
一人残らず寝台からはねだし、あらゆるかぎりの器物とごったまぜになりながら天井まで飛び上ったりまた落ちてきたり、とめどもない馬鹿騒ぎをやる。
— 久生十蘭 『南部の鼻曲り』 青空文庫
埋葬仕様書には「墓穴第三十六号」と記してあるが、聖マルグリートは行路病者や救貧院の引取人のない死体を投込みにする第三級墓地で、断頭台が活躍した時代には、ところかまわず大きな塚穴を掘って始末していたので、墓穴も区劃もごったまぜになり、実際上、墓穴三十六号などというものは存在しない。
— 久生十蘭 『カストリ侯実録』 青空文庫
作例 · 標準
期待と不安がごった混ぜになって、昨夜は一睡もすることができなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
机の引き出しの中には、ペンやクリップが整理されずごった混ぜに放り込まれている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「あの映画はSFと学園ドラマのごった混ぜで、最後まで飽きずに楽しめたよ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview