うなぎ飯
うなぎめし
名詞
標準
eel kabayaki with rice
文例 · 用例
吉五郎はますます壮健になって、牢内の人気役者となって、新しい手拭を使って、うなぎ飯を食って、大威張りで日を送っていたのであった。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
義雄と一緒にうなぎ飯でも喰べに行つた時がさうだ。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
夜もすがらに泣いて惨苦を忍んだ者に対して、花鳥はその翌日必ず一杯のうなぎ飯をおごってくれた。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
女義太夫は百日以上も入牢していたのだから、毎日うなぎ飯を一杯ずつ食わせても百両だ。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
花鳥が若い女たちをおもちゃにして、毎日うなぎ飯を食わせるというのが不審の種で、地獄の沙汰も金次第といいながら、牢内で鰻めしを食えば一杯一両にもあたる。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
はじめのあいだはときどき差入れにゆく多吉に、このつぎはうなぎ飯、そのつぎは天丼と好きな註文をならべていたが、外の形勢が変ってくるにつれてだんだん自由が許されなくなり、多吉が面会に行っても無駄足を踏むことが多く、五月も終りにちかづこうとしているのに憲兵隊からの呼出しは来なかった。
— 尾崎士郎 『菎蒻』 青空文庫
近江が、うなぎめしとって呉れて食ひ、二回ばかりで近江が脱け、大江の他は、来合せた白山雅一・谷等が入れ代り、何と夜の十時半迄、十何回戦やった。
— 昭和三十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
夏の疲れを取るためにうなぎ飯を食べるのは昔からの習慣です。