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上等品

じょうとうひん
名詞
1
標準
first-class article
文例 · 用例
濁酒に限らず、イチゴ酒でも、桑の実酒でも、野葡萄の酒でも、リンゴの酒でも、いろいろ工夫して、酔い心地のよい上等品を作る。
太宰治 青空文庫
……渠は金釦の制服だし、此方は袴なしの鳥打だから、女中も一向に構はなかつたが、いや、何しても、靴は羊皮の上等品でも自分で脱ぐ方が可ささうである。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
そして始めて、人は自分の魂を、上等品に磨きあげることが出来るのだらう。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
父親譲りの古いウォルサムもので、潮気と暑気とのために懐中時計の狂い勝ちな南洋にあっても、容易に狂いを見せない上等品である。
南島譚 青空文庫
青玉でも、紅玉でも、黄玉でも本物の、しかも上等品でなくてはこの硬度と光りはない筈です。
夢野久作 死後の恋 青空文庫
其間には香水だとか石鹸だとか白粉だとか舶来の上等品は能く持つて来たよ。
内田魯庵 犬物語 青空文庫
金田氏は元刀剣の鞘師でありましたが、後牙彫商になって浅草|向柳原に店を持っている貿易商人で、主に上等品を取り扱っているので、先生株の牙彫の人たちと懇意な間柄である(現時金田氏の二代目は日本橋区|大鋸町に店がある)。
彫工会の成り立ちについて 幕末維新懐古談 青空文庫
私は、そんな上等品を、そんなにしつかりと携へて見たためしもなかつたせゐか、その表も裏も見境へもない若草のやうな総毛皮の陶然たる手ざわりと、それに今までくるまつてゐた恋人の肉体を想像すると、マゾー伯爵ではなかつたが、思はず胸の上に抱へあげて顔を埋め、もう少しで嗚咽の声でもあがりさうだつた。
牧野信一 タンタレスの春 青空文庫
作例 · 標準
このレストランでは、厳選された上等品のみを提供しています。
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彼女は、誕生日プレゼントに上等品の革製品を欲しがっていた。
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この陶器は、細部まで丁寧な作りがされており、まさに上等品だ。
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