喜びごと
よろこびごと
名詞
標準
auspicious event
文例 · 用例
来る年の幸福を祈り喜びごと万づ祝ひのばさん。
— 牧野信一 『秋・二日の話』 青空文庫
その法は、子の日のクサメには酒食のことあり、午の日のクサメには喜びごとあり、何の日は吉、何の日は凶と定めてある。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
高子が東京へ行ったと知ると、高本の母親はそれがいねの後押しででもあるように、寝ているいねの枕元へ来て、静かな笑いを湛えた落ちついた顔で、「正昭もなあ、おかげで家とは縁を切ることになりましてな」と、まるで何か喜びごとを告げるような声でいった。
— 壺井栄 『暦』 青空文庫
赤はうひごと、黄はよろこびごと、紫は知らぬ運動の転回、青は希望のはなれるかたち、さうして銀と黒との手の色は、いつはりのない狂気の道すぢを語る。
— 大手拓次 『藍色の蟇』 青空文庫
世間の人は誰もかれも、よろこびごとを祈念して胸をわくつかせているが、もとより僕たちも敢えて人後に落ちなかった。
— ZHEMCHUZHNOE OZHERELJE 『真珠の首飾り』 青空文庫
よろこびごとなら朱の紅筆で、きょうみてえな凶事にゃあ墨でナ――その包みを拾った者はお前……」二 その、幾つとなく撒く中に、ただ一つ、御礼とお嬢さんの筆あとのあるお捻り……お墨つきの不知火銭を拾ったものは。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
「およろこびごとでござる。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
丹羽、蜂屋、佐久間などの諸将も、「はからずも、およろこびごと、御満足にござりましょう」 と、口々、祝福した。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
親戚の家で喜びごとがあり、みんなでお祝いに駆けつけた。
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結婚や出産は、人生における大きな喜びごとです。
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その村では、子供の成長を祝う喜びごとが毎年開催される。
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