重土
じゅうど
名詞
標準
barium oxide
文例 · 用例
こういう目をもって見て歩いた新東京の市街ほど不思議な市街はおそらく世界じゅうどこを捜してもないであろう。
— 寺田寅彦 『カメラをさげて』 青空文庫
しかし、島じゅうどこにも、そんなところはありませんでした。
— 四、船乗シンドバッド 『アラビヤンナイト』 青空文庫
そこで僕は二階に上ってみましたが、ひとけのない空っぽの部屋がふたつあるだけで、家じゅうどこにも、人っ子ひとりいません。
— THE YELLOW FACE 『土色の顔』 青空文庫
この、公園に椅子を供給するのは一つの会社にでも請負わしてあるらしく、ロンドンじゅうどこの公園へ行っても、車掌のような帽子に裾の長い軽外套を羽織った椅子代あつめの多くは老人が、緑いろの展開のあいだをゆっくり大胯にあるいているのを見かける。
— 黄と白の群像 『踊る地平線』 青空文庫
背中を少しかがめ体じゅうどこにも力らしい力がなくて若い婆さんのような様子が現れた。
— 宮本百合子 『縫子』 青空文庫
……何でも、おれたちの後へどこかの公爵とかがやって来てさ、シャンパンを持って来いって、店へ使いをよこしたそうだがね、お生憎と、町じゅうどこを探しても一本もないって始末さ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
「苗字はなんというんです」と押返して尋ねると、苗字は知らないが平五郎さんで、平五郎さんていえば近所じゅうどこでも知ってるから、苗字なんかなくっても、とどくのに違いないと保証する。
— 芥川龍之介 『水の三日』 青空文庫
橇競馬は瑞西じゅうどこにでもあるが、サン・モリッツはゲエムの馬が違う。
— 白い謝肉祭 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
化学実験で酸化バリウム、いわゆる重土の反応特性を調査した。
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重土は特殊なガラスの屈折率を高めるための原料として用いられる。
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試薬瓶のラベルに「重土」と古めかしい名前で書かれているのを見つけた。
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標準
heavy clay
作例 · 標準
この土地は粘り気の強い重土なので、水はけを良くする工夫が必要だ。
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陶芸に使うため、山から質の良い重土を掘り出してきた。
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重土質の土壌は乾燥するとカチカチに固まってしまい、耕すのが大変だ。
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