喉頭癌
こうとうがん
名詞
標準
文例 · 用例
春田は十二三年前に五十余歳で喉頭癌のためにたおれた。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
院長の所へ行って話して見ると、あれはもう喉頭癌とか喉頭結核とかで(どちらだか今は忘れた)到底助かる見込は無いのだから、レンゲの所へ行くなり何なり、もう本人の好きなようにさせた方がよかろうという。
— ※ 『南島譚』 青空文庫
僕の叔父は去年の十一月に喉頭癌のために故人になっていた。
— 芥川龍之介 『冬』 青空文庫
――岩田が喉頭癌を病んでから、矢島さんは費用を惜しまずその治療をさしてやった。
— 豊島与志雄 『過渡人』 青空文庫
葵の十五の春に、父が喉頭癌で死ぬと、分家を立てるという名目で、二十一歳の正明が、急遽、葵の家へおくだりになることになり、葵はその夜から、この阿呆と同室で、夫婦のように起居することを強いられるのだった。
— 久生十蘭 『金狼』 青空文庫
喉頭癌のようですけれど」「すると、お二人とも、もう大丈夫だと言えそうですね。
— 外村繁 『落日の光景』 青空文庫
ウィキペディア
喉頭癌 とは、喉頭に発生する悪性腫瘍の総称。発症部位によって、声門上、声門、声門下の3つに分類される。発症頻度は、声門、声門上、声門下の順で低くなる。
出典: 喉頭癌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0