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なみなみ

なみなみ異読 ナミナミ
副詞-と副詞
1
標準
(filled) to the brim
文例 · 用例
それはしづかで、きらびやかで、なみなみと湛へ、  去りゆく女が最後にくれる笑ひのやうに、  厳かで、ゆたかで、それでゐて佗しく  異様で、温かで、きらめいて胸に残る……      あゝ、胸に残る……風が立ち、浪が騒ぎ、  無限のまへに腕を振る。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
夜の奥の綾むしろは暖く、結燈台の油|坏に油はなみなみとしている。
岡本かの子 富士 青空文庫
それは空だったが彼の前の茶椀にはその黄金色の液がなみなみと注がれたままになっていた。
梶井基次郎 不幸 青空文庫
小山書店主人のなみなみならぬ熱心な努力が、これらの装幀にも現われているようである。
寺田寅彦 小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」 青空文庫
人間が人間を「愛する」というのは、なみなみならぬ事である。
太宰治 チャンス 青空文庫
」 雪は、そう言ってカウンタア・ボックスに行って、二つのグラスにウイスキイをなみなみとたたえて持って来た。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
まうしご冥加ご報謝と、 かどなみなみに立つとても、 非道の蜘蛛の網ざしき、 さはるまいぞや。
宮沢賢治 洞熊学校を卒業した三人 青空文庫
もうしご冥加ご報謝と、 かどなみなみに立つとても、 非道の蜘蛛の網ざしき、 さわるまいぞや。
宮沢賢治 蜘蛛となめくじと狸 青空文庫
作例 · 標準
暑い夏の日、冷えた麦茶をグラスになみなみと注いで一気に飲み干した。
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お祝いの席で、高級な日本酒を枡になみなみと注いでもらった。
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サービス精神旺盛な店主は、スープをボウルになみなみと入れて運んできた。
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なみなみ(なみなみ) — 幻辞.com