闘的
闘的
名詞
標準
文例 · 用例
彼女の遠い祖先のスペインの血は、その顔にも現れて、はげしい苦闘的なものを印してゐた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
欧洲諸国間の帝国主義戦争の危機が次第にはげしくなって行くと、それらの国々に於ける社会主義者や戦闘的労働者は、この戦禍に対する反対運動を開始した。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
心機一転ということもあるから、朗かに奮闘的な気持ちになれるよう、思い切って生活を革新するとか、強い刺撃を与えて心境を変化させるとか、妻自身|確信と元気を持って助勢するがいい。
— 岡本かの子 『良人教育十四種』 青空文庫
しかしあすの奮闘的生活(これは大統領ルーズベルトの著書の“Strenuous Life”を訳してみた言葉です。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
――水島、煮へきらないぞ、君の愚にもない人道主義を蹴飛ばしてしまへ、戦闘的であれだ。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
自分より更に活溌な連れの男の胴衣にすがりついて、声楽ではその仲間の奮闘的の努力にも遙かにまさって、力のある肺の底から低音で牡牛の吼えるような声を出しながら。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
もっともコンナ風に話して参りますと、何のことはないお伽話みたような筋道になってしまいますが、併し、そこまで来る間の私共の辛苦|艱難と、それから後の孤軍奮闘的生活といったら、優にロビンソン・クルーソー以上の奇談を綴るに足るものがあったのですよ。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
┌─────────────────────────┐ │ …………………………………………………………… │ │ 小作人は今や昔日の生存権なき農奴より、戦闘的労 │ │ 働者階級の真実の「同盟者」たり得ることを立証し │ │ た。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫